平日よりも少し遅く起きた休日の朝、ブランチとまではいかない時間にお腹が空いた時、一人の時に決まって作るのはハムエッグ。
数年来愛用している鉄のフライパンに油を馴染ませ、ハムと卵を落とし、中弱火ぐらいで焼き始めます。白身がきれいに色が変わってきたら、フタをしてそのまま蒸し焼き状態で火を通すといった具合。特に水を足すこともせず、そのまま。
火加減にもよると思いますし、好みの固さへの仕上げにもよりますが、そのままボッーと待つには長い時間がかかる僕のハムエッグ。その間に、サラダを和え、お味噌汁を作っていると丁度良い具合。最後は黄身と相談。
カーテンを全開にして日の差し込む休日の朝。熱いお味噌汁、出来立てに醤油を少し垂らしていただくハムエッグ、一緒に頬張る白ごはん。最高に贅沢なひととき。
普段はバタバタして朝食を食べていないからこそ改めて思うのは、健康で朝食をゆっくりと頂けることは最高の贅沢であること。世界で最高の朝食は、レストランではなく家で頂くシンプルな朝ごはん。欲を言えば、大切な人といつものように朝食を食べられれば、それ以上の贅沢はありません。