関西生まれ育ちだからかは分かりませんが、ゴーヤを口にするようになったのって最近だよなぁと、今更ながら思いました。初めて食べた時は既に物心も付いた、高校生か大学生の頃。十五年くらい前でしょうか。恐らく、一人暮らしを始めた大学生の時、帰省した際に食べたのが最初の記憶。
食卓に出されたのは、ゴーヤチャンプルーとか定番おかずではなく、箸休め程度に出されたのが塩ゴーヤ。塩で揉んで冷蔵庫で冷やしただけのシンプルな一品。 母親がスーパーで買ってきたのか、ご近所さんからの頂き物なのかは分かりませんが、ゴーヤっていう珍しい野菜で苦くて美味しいよと差し出されたのも記憶に残っています。
少し遅れ気味な梅雨の六月中旬。スーパーでゴーヤが安かったので、自分でも塩ゴーヤを。暑い夏の時期、ゴーヤの爽やかな苦味が美味いの一言。少し大人の夏がやってきましたね。