正直に打ち明けると、今までずっと悩んでいたのが、ブルージーンズと黒革靴のコーディネート。この手の色の組み合わせで言えば、僕も好んで身につけるダークネイビーのスーツとストレートチップの黒革靴が挙げられるのですが、これはしっくりくるのに、カジュアルな青いデニムジーンズと黒革靴となると途端に今ひとつな雰囲気。
ネイビースーツ含め、デニムにも合わせられる革靴は茶系が万能でしょうとも考えるのですが、革靴は頑なにブラックと決めているので、譲れないところ。
ブルージーンズは万能なので手元に置いておきたい、オンオフ使いまわせるシューズとしてカジュアルな黒革靴も愛用していきたい、ジーンズと黒革靴のコーディネートさえなんとかなれば…そんな想いを抱き続けていました。
これまで、例えばビルケンシュトックのジャケパンスタイルに合わせる少しカジュアルな黒革靴を愛用していた際も、オフの日にジーンズを履くと喉に小骨が刺さっているような少し気持ちの悪いイメージを抱いていました。
今年の春から日常的にオンオフ使いまわせるプチプラな黒革靴としてハルタの定番ローファー(学生御用達の合皮6550モデル)を履くようになり、仕事ではそれに合わせてグレースラックスに切り替えました。スーツスタイル必須ではない内勤なので、カジュアルなローファーでも問題なく、スラックスとダークグレーなシンプルな靴下の組み合わせで大丈夫。
問題はハルタのローファーとデニムの組み合わせ。ローファーなのでソックスが見える面積が大きいので、グレーの靴下とブルージーンズとの組み合わせは益々今ひとつな感じ。ハルタのローファーは脱ぎ履きしやすく、足に馴染んでくると本当に楽なのでオンオフ共に使い倒したい、それでもデニムパンツとは今ひとつ…。どうにかならないかという悩みです。
若い子というか学生の女の子辺りからは、革靴にジーンズのコーディネート自体がありえないよねって感じかもしれませんが、そこをなんとか…という想い。そんなところで、結果辿り着いたのは、黒革靴、白い靴下、ブルージーンズという組み合わせ。
ところで、三十路半ばの中年オトコですが、個人的にこの年代層をターゲットにしたファッション雑誌って、なんだか無駄にギラギラしていて余り好きではありません。それよりも、OLさんやママさん辺りをターゲットにした女性誌をチェックする方が面白い(オンライン電子書籍の恩恵ですね)ので、パラパラ見ていると、黒革靴、白ソックス、デニムのコーディネートがよく見かけるパターン。
この辺りで、白い靴下を挟みますかと決めた次第です。
白い靴下をまともに履くなんて、正直なところ、中学高校生時代以来。カラフルなシャツやカーディガン(セーターなどニット類)と同色で靴下を揃えてもいいかもしれませんが、僕の場合は基本は白シャツが多いので、ソックスもホワイトで十分。
三十路半ばの可愛くないオトコというかおっさんが…と自分でも十分認識していますが、黒革靴とジーンズの間に白靴下を挟んだコーディネート。ちなみに、シャツはいつものファインクロスなオックスフォードボタンダウンシャツ。
女性や女の子ならば可愛いものですか、まぁ80年代好きとして、その辺りな雰囲気のファッションコーディネートということで、取り敢えず悩みは少し解消したところです。