平成最後となる2018年の年末。年越し前に何となく蕎麦を食べたいと思い、近所のスーパーへ。実家の皆が愛する武生製麺も並んでいるので、手にして気の早いおろし蕎麦を。
生まれてこのかた年越し蕎麦は武生製麺で、大根おろし、薬味の葱、鰹節でいただくシンプルな越前おろし蕎麦スタイル。
福井の年越し蕎麦と同じく正月のお雑煮もシンプルの一言。味噌汁に丸餅、かぶらの薄切り、鰹節程度。海老も蟹もない、それどころか蒲鉾すら入っていない質素な福井の雑煮が我が家のスタンダード。
年越し蕎麦もお雑煮も、質実剛健で作る手間もかからず。僕自身は生まれも育ちも福井県に関係ありませんが、このスタイルは本当に好き。